「デザイン業界」と呼ばれる私たちの業界には、ホームページ制作やカタログ制作、写真や動画撮影など様々な業務があり、「お仕事は何をされているのですか？」という質問に適当な回答が出来ず戸惑うことがあります。

回答は「デザイナーです！」が一般的だと思いますが、例えばデザイナーと言ってもアパレルや建築関連などお洒落な業種を連想させては申し訳なく、かといってWEBデザイナーやグラフィックデザイナーなど細分化して伝えるのも、様々な業務を承ってる身としては違う気がします。

前置き長くなりました。デザイナー改め企画家あたりで名乗ろうか悩み中の竹中です！

さて、そんなデザイン業界？にとって欠かせない道具のひとつ、Macのことで最近気になることがありました。
作業中、デスクトップは常に様々なウインドウで埋め尽くされていますがウインドウとウインドウの隙間からチラリと見えるデスクトップの壁紙写真についてです。macOS 10.15 Catalina（カタリナ）を使用している方は分かると思いますが、あの島が気になって仕方ありません。
Mac相棒歴25年、OSのアップデートと共にAppleさんからは様々な美しい壁紙写真をお届けいただき日々の業務をほんの少し癒していただいておりますが、macOS 10.15 Catalinaの壁紙写真は、人を寄せ付けないあの出で立ち、「何かありました」と言わんばかりの斜めにスライスされた岸壁、個人的には気になる要素が満載です。

まるで天然の滑り台。滑って落ちたら…

macOSの名称では大きく2つに分類され、リリース時のmacOS 10.0〜macOS 10.8はネコ科の動物、macOS 10.9からはカリフォルニア州の地名です。推測するとCatalinaはカリフォルニア州の何処かの地名、そして通例通りでいくとカリフォルニア州の何処かの島ということになります。

さっそく「カタリナ　カリフォルニア」で調べてみました。

サンタカタリナ島
アメリカ合衆国カリフォルニア州南部、沖から38kmにあるリゾートアイランド。 地元では「カタリナ」の愛称で親しまれ、女優マリリン・モンローが住んでいた島、「ウエスト・サイド物語（West Side Story）」に出演したナタリー・ウッドが映画「ブレインストーム」の撮影のさなか、入り江で謎の水死を遂げた島としても有名。本土からサンタカタリナ島アバロンまではフェリーで1時間、ヘリコプターで15分という近さとコンパクトなビーチには人も少なく、現在はLAセレブの避暑地として人気がある島のようです。島唯一の都市、アバロン市以外にはほどんど人が住んでおらず、野生動物（野生のバッファローなど）が生息する自然豊かな島で自然探検やドルフィンウォッチングなど都会では体験できないことを手軽に楽しむことができます。長期の西海岸旅行の際は、人混みの疲れを癒す1日として行ってみるのも良いかもしれませんね。
そして壁紙写真から感じた「人を寄せ付けないあの出で立ち」はバッファローの群れを感じ取っていたのかもしれません。

岐阜には海がないのでお隣の愛知県で例えると日間賀島あたりの位置付けでしょうか。

まとめ

macOS 10.15 Catalina（カタリナ）の気になる壁紙写真は南カリフォルニア近郊にある離島でした。（地元では「カタリナ」の愛称）。バッファローの生息地としても知られる自然豊かな島で、都会の人混みを避けゆったりと過ごすことができるためLAセレブの避暑地としても人気。

補足
mac OS Catalinaのリリースは2019年10月なので気になるまでには少々時間がかかりました。おそらく前OS（macOS 10.14 Mojave）で導入されたダイナミックデスクトップの効果がジワジワ効いたからかなと勝手に思っています。一日中パソコンの前で仕事をしていると日照に合わせた壁紙写真の変化が、まるで窓から見える風景のように錯覚します。そりゃウインドウを閉じて眺めてしまう時もあります。

ダイナミックデスクトップとは・・・
macOS 10.14 Mojaveの新機能として、デスクトップの壁紙写真が時間の経過につれ朝から昼、夜へと変化する機能を導入。しかも四季に合わせた日の出や日没時間に応じて変化するため、僕らのような引きこもりがちなデザイナー改め企画家でも自然と四季を感じとることができます。人類は太陽に生かされていることを教えてくれる画期的な機能。アップルさん、そのメッセージとお心遣い受け取りました！